〜特徴あれこれ〜
・キッドが人間界に来て、吸血過多により、最初に吐きだした生物、メイドと同じく装飾のように変化する事が可能だが、キッドと同行するのは年に数回程度
・妹のブラッドメイドと比べて身長低い、知能低い、性格ヘタレ、なせいで姉に見られる事は少ない
・ベースカラーは紫、赤紫、金
・その要素が薄いがガーゴイルなイメージを意識しています。
・軍服のようなヘソ出し（羽を出すため）衣装、〜あります口調で、軍人+アイドルのようなイメージ（レイスの軍人イメージは真面目、強い、アイドルのイメージは可愛い、他人に愛される）意識した衣装らしい、当の本人はヘタレ、不真面目と真逆、見た目のイメージだけで良い印象を与えようとするプチズル賢さと安直なアホさ加減、実は胸はパッドで、（成長する）希望も無、とても残念な子
・キッド達の住処である「お化け屋敷」で夜は門番をしている、大概、入口近くでしゃがみこんで寝てサボっている
・治癒能力（再生能力）が高く、剣を刺すと刺した所が一瞬で再生され、抜けなくなっちゃう、それぐらい再生スピードが早い
・もう一つの特殊能力が「自動防御」主に寝ている時はキッド同じ血の操作能力を発動され、まるで岩のように固く重い材質の血（血硬石）の全身アーマーを身に纏い、防御の意識してなくても身を守る、普段は攻撃された箇所付近一帯（腕だったら腕全体）に自動で血硬石を一瞬で纏い攻撃を弾く（＊自動防御という名前だが、喰らってから一瞬で防御しダメージを最小限にするという形式なので、一応攻撃を食らっているのでまぁまぁ痛い）その箇所の見た目は岩のようだが、元が血なせいか、肌部分だけ赤黒くなる
また、自動防御は攻撃として見なされない事（転ぶ、タンスの角に小指をぶつける、アツアツのおでんをこぼして火傷する等、主に自分のドジ等）には発動しない
・デコピンですらかなり涙眼になっちゃう（自動防御が発動するけど、それでも泣く、実際、かなり痛いのは間違いなく岩石にデコピンしたようなものであるデコピンした側）
ビビリでヘタレ、真面目そうで、サボリ癖があるので、言う事は聞いたフリはしてくれるけど、大概さぼって寝ており、サボリがバレると泣きながら謝り反省しているように見えるが、それは口だけで、実際何にも反省していないダメダメな子
・ムダに天然でオーバーリアクション、バナナの皮を踏んで滑ると常人では首の骨とか折れて死ぬんじゃないか？と思うようなリアクションで転ぶ
・寝る事が好き、好物は妹とは逆で甘い物、角砂糖さえかじってれば幸せ
・戦闘能力は高い、ほぼキッドと同等の能力を有していたものの、戦闘は「痛い、怖い、辛い」事だと思っているので、その戦闘能力全てを逃走に使う、戦闘状態になった時の逃げ足の速さはキッドすら捕えるのが困難な程に驚異的
また、逃げる際に転んだ場合は四つん這いで逃げるがこの速度もとても速くゴキブリ並だと言われている、不名誉な事だが、考えようによっては速さだけなら、ギネス級の「ハイハイ」が出来ると言えるだろう
・喋りはしないが、帽子は生き物のようだ、たまに飛び回り、メイスが驚くとぴょいんっとジャンプする
・耳はテンション下がるとへにょりと下がる

〜会話集〜
「自分はブラッド・レイス、大概、門番であります」
（自己紹介）
「むぁっ！ぬぁあああああーーー・・いだぁいぃ・・ごふっ」
（転ぶ、オーバーリアクション）
「あむぁい・・むふふ、角砂糖をかじかじっとしてる時間が一番幸せですぅ♪ハッ！？いや、その、かっ角砂糖をかじかじとしてる時間が一番幸せ、なのであります！」
（角砂糖があれば幸せ、幸せ過ぎて、素が出る時も）
「うっ！デコピン！ふぇ・・怖いんですぅ〜イヤなんですぅ、許してくださぁ〜いぃ〜」
「やや、やめてぇくだしゃいぃぃ〜お願いしますぅぅ〜」
（残念な子１　泣き虫ヘタレ）
「どこでも寝れるのが唯一の特技なのであります！ふっふっふ〜、えっへん、なのであります」
「どこでも寝れるのだけは凄い、でありますか〜？褒められても照れちゃうだけでありますよ〜えへ、えへへ・・やったーっなのでありますっ♪」
「パ・・コホン、失礼、お父殿には他に逃げ足の速さは凄いとも言われてるでありますよ、流石にお見せする事は出来ないでありますが、それはもうっ早いのであります！！・・褒めて貰ってもいいのでありますぞ〜？」
（残念な子２　子供っぽく口調もリアクションも何かウザイ）

＊凛は凛、キッドはキ、メイドはメ、レイスはレの略です。
＝ヘタレ番人、初めて仕事成功？＝
ある日の夕方頃
〜キッドの屋台「こなもん」〜
凛「あー疲れたー、何か作って」
キ「仕事帰りかいな？」
凛「そうよ、あ〜〜疲れた〜〜」
キ「お疲れさん、すぐ作りま」
凛「ん〜」
数分後
キ「もうちょいで出来るで〜、あ、ちなみに、おごりやないで？」
凛「わかってるわよ、ちょっと期待したけど」
キ「そうそう、ウチにレイスってもんがおるんやけど、真面目に仕事せぇへんのやわ」
凛「ふーん、唐突ね〜・・で？」
キ「見た事あるハズや、門番しとるさかいな」
凛「門番？あー、あのいつも寝てる奴ね、最初見た時は悪趣味な置物かと思った奴ね」
キ「そう、アレや〜、で、アレが容赦ない程ヘタレなんやわ、せやから、何とかでけへんかな？と思っとんやけど〜、なぁ〜？」
凛「はぁ〜・・いいわよ、ただし、今回は奢りなさいよ」
キ「ほんなんでえーなら、おおきに〜やで」
凛「じゃあ、ドリンク追加で」
キ「まぁ、ええけど、それ以上は有料でっせ」
凛「ほぅほぅ、ドリンクまでは奢りって事よねぇ？じゃ〜あ〜、とりま、オレンジ、コーラ、ラムネ、メロンソーダ、ジンジャーエール、カルピス追加ね」
キ「容赦あらへんなぁ、てか、そない飲め・・」
凛「うん、だから、飲めない分は持って帰る」
キ「ま、まぁええか」
そんなこんなで・・
〜夜〜
＝「お化け屋敷」前＝
寝てる門番を見て、安心した溜息をつく凛
凛「今回も寝てるわね、とりあえず、叩き落として起こしてみようかしら、えい」
ガッ（蹴り）ドゴンッ（叩き落とされるレイス）
レ「！？っ〜〜（足を打ったらしく、足を押さえてゴロゴロしてる）」
凛「スライディング喰らったサッカー選手か」
レ「っ！？にゃっにゃにものでありますか！？」（既に泣、呂律もうまく回ってない）
凛「何で泣いてるのよ？まぁいいけど、一言で言うなら私は侵入者、つまり、かかってきなさいって事」
レ「え！？そんな堂々とした侵入者何て見たことないでありますっ」
凛「堂々だろうと、こそこそだろうと門番が仕事なら、かかってきなさい、まずは仕事（門番として侵入者を排除）が出来る奴か試してあげるわ」
レ「え、ええ〜〜そんなぁ〜困りますよぉ〜・・あ、困りますっであります！」
凛「何で言い直したのよ？」
レ「ヒィッ！！（後ずさる時にズルッと滑って転んでハデに後転し、ゴロゴロ転がる）ウヒャアア〜〜〜ッうぐ、いだぁあいぃ〜〜」
凛「大丈夫？（手を差し出す）」
レ「あ、どうもぁぁ！アヒィィィッめっちゃ睨んでるぅ〜〜」
凛「え？あぁ、ゴメン、何か見てて、イラッとしちゃってて、それより大丈夫？」
レ「ヒィィッ！！たたったすけぇてぇ〜〜〜パパ〜〜〜うわーーーん」（高速ハイハイで逃
凛「早っ・・・追うのめんどくさいけど、しょうがないわね」
レイスを追う凛
十数分後
凛「一体どこまで逃げたのよ、アイツ」
レ「ここどこぉ〜〜ふぇーーん」
凛「居た・・・ここで、出ても、また、逃げられそ・・あ〜〜めんどくさっ気絶させて持って帰るか」
怖い事をボソリとつぶやきつつ、背後から泣いているレイスの頭部を狙って攻撃するも
ガキィンッ！！（＊レイスの自動防御が発動）
凛「なっ！？（私の攻撃が弾かれた！？）」
レ「いひぃぃーっ！？な、ななななっ！？あっ！？さっきのぉ！？」
凛「よく防御したわね、それよりもとりあえず・・」
レ「ヒィィッ！何かごめんなさいい〜〜助けてくださいぃ〜〜お願いしますぅ〜〜なんでもしますから〜〜靴は、不味そうなんでイヤですけどっアメとかチョコとかっあと、砂糖でもっなんでもなめたりとかしますから〜〜」
凛「いや、まず、落ち着け、てか、甘い物大好きか！そんな事よりっアンタの事はキッドから聞いてる、とりあえず私は敵じゃない、危害も加えない、だから、逃げるな、わかった？」
レ「ふぇ？そうなの？けど、さっきの見事なまでに鋭く頭部を捉えた攻撃をされた気がするんだけど・・？」
凛「う・・それは、首元とかに何か居たのよ・・蚊、とか？」
レ「え？何で疑問形なの？」
凛「うぐっうるさいっ！気にするなっ！」
レ「ヒィッ！ごめんなさいっ！許してくださいっお願いしますぅっ」
凛「ヘタレ過ぎでしょ、まぁ、いいわ、なら・・ちょっと！ヘタレ！殴られたくないなら、私の言う事聞け！」
レ「ヒィッ！？ききっ聞きます聞きますっ！痛い事でなければなんでも聞きますっだから、殴らないでくださいぃ〜〜っお願いしますぅ〜〜っ」
凛「ん、じゃあ、帰るわよ、しっかりついてきなさい、いいわねっ」
レ「はひっ！はいぃぃっっ」
とりあえず、帰りました、予想以上のヘタレっぷりに疲れた凛はその日は涙目になってるレイスに文句だけ言って帰っていきました。
次の日。
〜キッドの屋台「こなもん」〜
凛はキッドにレイスのヘタレっぷりについて語りました。
凛「というワケで、番人が必要なら変えた方がいいわよ」
キ「そうやとは思うんやけどな〜外に出れる奴が少ないねん」
凛「だったら、まず、あのヘタレを何とかしないといけないわね」
キ「せやな〜・・けど、昨日は誰も居れへんかったという事になるやな」
凛「ん？・・あー・・まぁそうなるかもね」
キ「一応、侵入者は侵入させへんかったんやから、番人としてこなしたっちゃあこなしたワケやし、帰ったら褒めてやる事にするわ」
凛「え・・、あー・・ま、まぁ、いいんじゃない？」
意外と親バカ的な所があるキッドに軽く飽きれる凛でした。